2013年5月20日月曜日

日中韓の関係について


小倉紀蔵著 「日中韓はひとつになれない」(角川Oneテーマ21)読了。

所詮、お互いを理解し合うのは無理。もともと異なった文化、風土、歴史や言語を持っているのだから。その意味において、それぞれの国が違った歴史認識をもっているのは当然であり、韓国が主張する「正しい歴史認識」なんて存在しない。人それぞれの意見がその人の育った環境や受けた教育によって違うように、国家としても同様に違った立場や考え方がある。

そのことを理解した上で友好を深めることが大切であり、自国の意見を一方的に相手国へ押し付けるのは相応しくない。したがって著者の主張する、「東アジア共同体」から「東アジア共異体」へは正に至言であると思う。

2013年5月14日火曜日

朝日新聞について

以前このブログにも書きましたが(http://c007jp-sam.blogspot.jp/2012/05/blog-post_11.html)、朝日新聞にはどうも偏向記事が多々見られるように感じます。

あくまで個人的感想ですが、特に中国や韓国、また北朝鮮に関するニュース内容には少々違和感があり、その採りあげ方にも作為があるような印象を持ちます。以前よりそのような左派的に偏った編集に対する指摘は様々な本で読んでいたのですが、最近の記事には目に余るものがあるように感じます。

今回の中国原潜の接続水域を潜行したまま通過したという日本政府の発表に対してのニュースも比較的小さく掲載しています。そこには先の大戦で国民世論を煽ったという痛切な反省の影響があるのでしょうか。

以前、朝日新聞と読み比べるために読売新聞の試読をしてみましたが、スポーツ面で巨人の記事がやたらデカイので止めました。読売ジャイアンツだから仕方ないのかもしれませんが、あまりに白々しいほどミエミエでした。

それで今回、産経新聞へ購読を変更しようかと思っています。ちょうど7日間の試読ができるようなので、また朝日新聞と読み比べてみようと思っています。ことわっておくと、これによって産経新聞の勧誘セールスをしているわけではないので、あしからず。


2013年5月8日水曜日

未知との遭遇

ゴールデンウイーク(大型連休)の日曜日、家族で電車にのって東京へ行ってきました。

お台場のフジテレビや渋谷のNHK には以前に行ったことがあったので、今回は汐留の日テレへ遊びに行きました。その後は天気も良かったので、東京駅から丸の内オフィス街を通って、皇居前広場までブラブラと散策したり、長女の国語辞典を買い求めるために、電車を乗り継いで、わざわざ神田神保町の本屋街まで足をのばしました。

歩き疲れて都営新宿線の電車に乗り、ちょうど新宿三丁目駅に着いたとき、真向いのシートに中年のオジサンが座りました。すると驚くことに、やおら化粧を始めたのです。娘たちもそれには目がテンになったようです。また、何気なく隣に座っていた若いオニイサンを見ると、顔にはファンデーションを塗っているし、なんとスカートをはいています。そこはまるで異次元の空間でした。

殊に最近では、テレビで「おネエ」タレントを見ない日はありません。しかし、娘たちにとって間近で(観察)することになり、まさに軽いカルチャーショックを受けたようです。そのあと新宿駅ホームで乗り換え電車を待っていると、若いサラリーマン風の男ふたりが手をつないでいる光景を目撃しました。

今回は娘たちにとって、特別な社会見学になったようです。

2013年5月3日金曜日

コノキナンノキ キニナルキ

先日、不思議な夢をみました。

頭のテッペンに一本の木が生えてきたのです。何という木かはわかりません。それはちょうどタケコプターのように双葉になって、次第に成長してゆくのです。倍速で成長の記録映像をみているように、その木はドンドンと大きくなります。

大きく枝葉を広げるたびに、根が脳の中には入り込みます。それにつれて右脳と左脳との間に少しずつ隙間ができ、頭の中心に沿って溝のような窪みが現れます。そっと手で触れると、その溝は段々と広がっているようです。脳が左右に離れてゆくのが分かります。

その名もない木は、まるで神経細胞のように脳の隅々まで根をはり始めます。栄養分はつまり脳です。しかし全く頭痛はありませんし、頭の上に木の重さも一切感じません。

以前読んだ本に、潜在意識の中にある様々な想いや昼間に起こったことの再生が脳のなかで合成されて夢として出てくると書いてありました。それが事実だとすると、一体全体、どうしてこのようなヘンテコな夢をみたのでしょうか。

ただ思い当たるのは、最近抜け毛が気になっており、発毛願望が木の成長という形で夢に現れたのでしょうか。さぁ、生えよ、伸びよ、と。

さて今夜はどんな夢をみるのでしょうか。しっかりと育った木が枯れていないことを祈りながら・・・。おやすみなさい。
 

2013年4月16日火曜日

「行く」か?「来る」か?

先日、同僚と電話で話をしていて、つい、「じゃあ、これからそちらに来ます」、と言ってしまいました。同僚からは、「やはり九州人ですね。普通は『これからそちらに行きます』ですよね」、と言われてしまいました。こちら関東へ転勤して既に13年余りになりますが、やはりお国言葉は出ますね。

しかし考えてみると、「来ます」と言うのは、話している相手側を念頭に置いた言葉です。つまり、「来ます」と言ったときには、へりくだって先方へ自分の身体を預ける感覚があります。一方、「行きます」と言うときには、あくまで自分を中心に置いた行動を表しているような気がします。A地点からB地点へ直線的に「行く(go)」のか、B地点の目的地に自らを置いて、A地点にいる今の自分を「来る(come)」ようにさせるのか、話し手の思考に微妙な違いがあるというのは興味深いものがあります。

ちなみに、この場合英語では、I'm coming over と言います。つまり、話し相手に対して「来る」という同じ感覚で、「go」ではなく「come」を使うわけです。言い換えれば、現代の国際標準語(International Language)ともいうべき英語と同様な語法をとっていることになります。ということは、「来ます」という日本で方言ととられている言葉は、実はグローバル・スタンダードではないか。コンピューターOSの世界におけるWindowsのように、日々世界各地で話されている言語のディファクト・スタンダードではないか。方言と思われている言い方は、世界からみると実際は標準ではないか。したがって、どこに基準を定めるかによって、ものの見方は違ってくるのです。

以上、そんなことをツラツラと考えてしまいました。 まあ、どうでもいい、くだらない、タワゴトですね。それではお腹も空いたので、今からランチへ「行って」「来ます」。

2013年3月13日水曜日

ある日のある夫婦の会話

「買っちゃった・・・」

彼女は、いかにも何か思い出したように料理の手を休め、キッチン・カウンター越しに、そう告げた。

ぼんやりとテレビのニュースをみていた彼は、不意をつかれて、

「え、なに? なにか言った?」

と訊き返した。


彼女は満面の笑顔で、

「だから買っちゃったの・・・」

と宣言した。


「だからなにを?」

「うん、ちょっとね、また新しい服・・・」

「エ? また買ったの? このあいだ買ったのはどうした?」

「アァ、あれ? それがさァ、どういう訳か、少し縮んじゃったみたい」

「縮んだ?」

「そう、ウエストのあたりが・・・微妙に」

「なにが微妙に・・・だ。ただ単に洋服側が縮んだんじゃなくて、その着る側に問題が発生したってことじゃないの?」

「ま、そうとも言えるかもね」

「それじゃまるで、『眼にゴミが入った』と言うべきところを、『ゴミに眼が入った』って言ってるみたいじゃないか、まったく・・・」

「来週、○○の卒業式でしょ。前に買ったのをちょっと着てみたら、あら何と不思議、ウエストのあたりが少しばかりキツクなっててさぁ」

「なにが『あら不思議』だよ・・・」


彼女は、頑なに自らの罪を認めようとしない容疑者のように、決して「肥った」とは自供しないし、ましてや、まるで呪わしい言葉のように、ゼッタイに「体重が増えた」とも口にしない。


「だからもう買っちゃったの!」

彼女はみずから始めた会話を断ち切るように、無心にキャベツのみじん切りを始めた。


付記: 以上の会話はフィクションです。登場する夫婦は架空のものであり、あくまで創作に過ぎません。あしからず。

2013年3月4日月曜日

不思議な経験

今日は不思議な経験をしました。

アメリカ人の上司がオフィスに来るなり、「これ見て。昨日の夕方、こんなもの拾ったよ」と、どっさりと拾得物を床に拡げました。見てみると、ずぶ濡れになった日本人名義の銀行通帳が数冊、クレジットカードやキャッシュカードが数枚、家族全員のものと思われる健康保険証カード数枚、多数のポイントカードやメンバーズカードなどでした。お金はありませんでした。

どこで拾ったのかと訊ねると、東京湾に面したベース内の海岸だそうです。彼の趣味は釣りなので、流れ着いたルアーや浮きなどが落ちてないか海岸をよく散歩するそうです。昨日もいつものように散歩していると辺り一面に上記のものなどが散乱していたそうです。

早速、一緒に日本の交番へ届けに行きました。拾得物の内容から何か悪い予感がしました。警察官はあるところに電話し、銀行通帳の名前を告げ、状況を説明していました。すると、すぐに持ち主が判明しました。ナント、横浜で「ひったくり」にあった被害者だったのです。

警察官によると、たぶん「ひったくり犯」はバックの中のお金を盗ると、その他のものは近くの鶴見川にでも捨てたのではないかということでした。それが東京湾の潮にのってベースの海岸に流れ着いたのではないかとのことです。

まだ他にも流れ着いているかもしれないということで、ベース憲兵隊のエスコートで警察官と一緒に上司が発見した海岸へ行きました。辺りを探していると、そこには盗まれたと思われるハンドバックやポーチがありました。やはり盗難にあった後、流れ着いたようです。

 こんなこともあるんですね。不思議な経験でした。

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