以前、夜中ひとりで寝ている折に女性の声を聞いた不思議な体験を書きました。
コチラ → http://c007jp-sam.blogspot.jp/2015/06/blog-post_18.html
とても恐ろしい体験でしたが、その後日談があります。
女性の声を聞いたあと、うちのヤマノカミ(妻)に話したところ、『ご先祖様の一人が、あなたに何か伝えたいことがあるんじゃないの。最近九州では豪雨続きだし、お墓のあたりに土砂崩れでも・・・』と、不安そうに言いました。『まさかぁ・・・』とは思いましたが、気になったので実家の父親に連絡しました。
父親は笑いながら、『気にすんな、お前も長年生きとると色んなことがあるさ。お墓には時々行っとるけん、大丈夫』と、心配もしていませんでした。 それ以来、電話したこともすっかり忘れていました。
ところが、その後、家族で旅行へ行っていた折、突然、父親から携帯に連絡がありました。声の調子が少々興奮しているのようでした。それによると、久しぶりにお墓の掃除に行ったら、古い自然石を使った緒方家代々の墓石のひとつ、夫婦で隣り合って立てられてある墓石の女性側に、矢竹が倒れかかり、その笹が覆いかぶさって、葛(かずら)が絡(から)まっていたとのことでした。なぜか女性の墓石側だけがそういう状態だったようです。
父親はそれを見て、息子(私)が夜中に女性の声を聞いて電話してきたことを思い出し、あまりの不思議さに驚いて連絡をしたとのことでした。やはりあの声の主は、何かを訴えるためだったのでしょうか。
不思議なことはそれだけではありませんでした。その旅行中、周りに草木もない、見渡す限りの砂浜で家族と座って海を見ていると、大きくて美しいアゲハ蝶がずっと離れず回りをヒラヒラと飛び回っていました。スピリチュアルの世界では、蝶々というのは霊的存在だそうです。今思うと、お墓がきれいになったお礼をするために現れたのでしょうか。
やはり、この世の中には不思議なことがあるものだ、と改めて痛感しました。