そのプリントの中のひとつに、「ちり紙」とありました。娘はこれが何か分からなかったようです。「この『ちり紙』ってナニ?」、と母親に訊いていました。娘はどうも、なぜ『折り紙』をキャンプに持っていかなければならないのか、と不思議だったようです。
娘はすぐに「ティッシュ」のことだと納得しましたが、いまでは「ちり紙」とは言わないようですね。すでに「ちり紙」とは死語になったのでしょうか。たぶんこのプリントを作成した先生も年配の方なのでしょう。
そんな話をしていると中学1年になる上の娘が、「プール授業が始まるまえ先生がクラスのみんなに、『ゴム草履(ぞうり)』を持ってくるように言ってたけど、何人か分からない人がいたみたいよ」、と話しました。
それを聞いて、「そうかァ~、いまじゃ『ゴム草履』なんて言わないんだなァ。やっぱり『ビーチ・サンダル』か?」、と言うと、すかさず娘が、「『ビーチ・サンダル』なんて言わないよ、『ビーサン』だよ」、と応えました。
まさに言葉は日々新陳代謝を重ね、新しいコトバへと生まれ変わっているんですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿