2013年7月15日月曜日

コトバは生きている!

小学校5年生になる下の娘が、近々、学校でキャンプに行くそうです。夏休みに入る前のイベントとして、いまから楽しみにしているようです。忘れ物がないかどうか、学校からもらったプリントを参照して、リュックに入れる物を確認しています。

そのプリントの中のひとつに、「ちり紙」とありました。娘はこれが何か分からなかったようです。「この『ちり紙』ってナニ?」、と母親に訊いていました。娘はどうも、なぜ『折り紙』をキャンプに持っていかなければならないのか、と不思議だったようです。

娘はすぐに「ティッシュ」のことだと納得しましたが、いまでは「ちり紙」とは言わないようですね。すでに「ちり紙」とは死語になったのでしょうか。たぶんこのプリントを作成した先生も年配の方なのでしょう。

そんな話をしていると中学1年になる上の娘が、「
プール授業が始まるまえ生がクラスのみんなに、『ゴム草履(ぞうり)』を持ってくるように言ってたけど、何人か分からない人がいたみたいよ」、と話しました。

それを聞いて、「そうかァ~、いまじゃ『ゴム草履』なんて言わないんだなァ。やっぱり『ビーチ・サンダル』か?」、と言うと、すかさず娘が、「『ビーチ・サンダル』なんて言わないよ、『ビーサン』だよ」、と応えました。

まさに言葉は日々新陳代謝を重ね、新しいコトバへと生まれ変わっているんですね。

0 件のコメント:

Readers