2012年5月8日火曜日

日米安全保障条約について

先日、井沢元彦の『「言霊(コトダマ)の国」解体新書』を読みました。

その中に、日米安全保障条約、いわゆる日米安保についての記述がありました。アメリカと日本との関係が、ヤクザの親分と子分の会話として上手く書かれてありましたので、以下にその部分を書き出してみます。


ア 「いいか、おめえはこれから一切ドスを持つんじゃねえ。いや、ドスどころかケンカもしちゃならねえ。おめえは散々世界の皆様に迷惑をかけたんだからな」

日 「そんなこと言ったって、親分、こちらから何もしなくても、相手にインネンつけられることもありますぜ」

ア 「バカヤロー、まだ反省してねえな。そういう時は黙って殴られろ」

日 「じゃ、殺されそうになったら、どうするんで?」

ア 「その時は俺が守ってやる」


面白いですね。まさにこのような関係によって、「守ってやる」が日米安保につながったのでしょうね。

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