2012年5月18日金曜日

『幸せの教室』

結婚記念日に愛する妻(!)と『幸せの教室』を見てきました。いわゆるハートフルなラブコメディ映画です。

量販店で真面目に働く離婚した中年男(トム・ハンクス)が、ある日突然クビの宣告を受けます。その理由が学歴です。海軍で20年間コックとして働いた経験しかない彼に、会社幹部は、もうこれ以上の昇進は見込めないからと解雇を告げます。このあたりは近年のアメリカの失業問題を反映させた設定です。

前妻から買い取った家のローンはあるし、あたらしい職探しもうまくいきません。終いには家もほとんどの家財道具も手放し、燃費の悪い車から中古のスーパー・カブへ買い換えます。万事休すです。

そんな失意の中、カレッジへ通い始めます。現在の状況を打破するため前向きに行動し始めるのです。そこで出会うのが、ヒモのような亭主と全てに疲れ果てた講師(ジュリア・ロバーツ)です。しかし個性あふれる生徒たちと授業を重ねるうちに彼女も次第に変わり始めます。

それぞれに問題を抱えた中年男女が出会い、そして惹かれ合って、お互いが新たな人生に向かって歩み出す。ストーリーはシンプルですが、トム・ハンクスの演技とジュリア・ロバーツの魅力で十分に魅せてくれます。最期はやはりお約束のハッピーエンドです。

それにしても、ジュリア・ロバーツは美しい!

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