2012年9月22日土曜日

『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』を読んで


ナカナカ興味深く読みました。

世論操作に「奉仕」する日本記者クラブの「官報複合体」癒着構造や、真相を隠蔽して虚報をタレ流す体質には驚きです。ここに書かれてあることが本当だとすると、日本のジャーナリズムの崩壊といえます。やはり新聞やテレビのニュースを鵜呑みにするは問題があると気づかされます。その意味において、絶えず自らの見識を研ぎ澄まし、まずは疑ってかかることが必要のようです。

それにしても本書で指摘されているとおり、今になって振り返ってみると、福島第一原子力発電所事故に関しての以下の報道の「ウソ」は罪深く深刻です。まるで戦中の大本営発表のようです。

  1. 「メルトダウンはしていません」
  2. 「放射線物質は拡散していません」
  3. 「半径20キロメートル圏外の地域は安全です」
  4. 「年間20ミリシーベルトまで大丈夫です」
  5. 「低濃度の汚染水を海洋放出しました」
  6. 「海産物は食べても安全です」
  7. 「農産物は食べても安全です」
  8. 「工程表のとおりに収束します」
  9. 「事故原因を徹底的に検証します」
政府発表やマスメディアには騙されないようにしないといけないようです。

2012年9月21日金曜日

「iPhone5」発売!

アップルの最新スマホ「iPhone 5」が今日発売になりました。

いままでの「iPhone 4S」よりは、少し大きく、軽くて薄くなったそうです。ニュースによると、大層な売れ行きのようです。近頃アップルの時価総額は、上場来高値を更新したらしく、約50兆円に迫る勢いです。これまでの世界最高を記録したとのことです。スゴイですね、50兆円ですよ。一国の国家予算以上の価値があるということですからね。やはりスティーブ・ジョブズは、ただ者ではなかったということでしょう。彼のような人を本当のカリスマと呼ぶのでしょうね。しかしそんな彼も、もうこの世にはいません。

いま思い出すと、マイクロソフトのウィンドウズがパソコン業界を席巻していた頃、かつてのアップルはまさに風前のともしびでした。それを考えると、この復活劇は驚きです。一度クビになったジョブズがアップルに復帰したことが何より大きかったですね。かれの強力なリーダーシップのもと、iMac,iPod,iPhone,iPadなど、次々と斬新なコンセプトの製品を世に出したことが現在のアップルへと蘇らせたことは明らかです。

ところで最新のフォーブスによると、個人資産のトップは、いまのところ19年連続でマイクロソフト創業者のビル・ゲイツだそうです。かれの資産総額は5兆2千億円ほどになるそうです。びっくりです。数字を並べると13桁ですよ。例えば一人に100万円づつ配ったとして520万人ですよ。BMが100万台買えますし、立派な一戸建て新築住宅がナント10万戸も建てられるんです。個人資産のスケールが違いますね。

2012年9月20日木曜日

タマシイレボリューション

昨日はこよなく愛するSuperflyのライブへ行ってきました。

7時からの開演でしたが、すでに4時ごろには開催予定の代々木公園に到着しました。予定時間の3時間も前ですので、ステージ前あたりの整理券もゲットできるだろうと期待していましたが、やはりヨミがあまかった。着いたときには、もはや千枚ちかい整理券はなくなっていました。どうも徹夜で並んだ熱烈なファン達がいたようです。

しかし幸運にもステージに近いあたりに陣取ることができました。開演までじっと座って待ちましたので、お尻が痛くて難儀しました。ところが、開演した途端に全員総立ちで盛り上がりました。年甲斐もなく、ノリノリでした。まわりを見ると、自分同様おっさんがチラホラ眼につきました。およそ1時間ほどのステージでしたが大満足。彼女のパワフルな歌声とパフォーマンスには感激しました。おかげで大きなパワーをもらいました。

それにしても、ずっと曲に合わせて飛び跳ねていたので、今日は足腰が痛い。ヤレヤレ・・・(苦笑)。でもまだまだオジサンも「タマシイレボリューション」!!

2012年9月18日火曜日

もう待ちきれん!!


とうとう明日、Superflyの4番目のアルバム「Force」が発売になります!!

いままで待ちに待ったというか、ようやく明日かぁ~と感慨ひとしおです。今回のアルバムはパワーをもらえるゴキゲンな曲が入っていて、いまからワクワクしています。楽天で予約注文しておいたので、届いたら聴きまくります。(笑)

明日の夕方からは代々木で無料ライブがあるので、行ってきま~す! もう今から楽しみで今夜は眠れそうもありません(苦笑)

2012年9月17日月曜日

「坂の上の坂」


先週の金曜日の夕方、夫婦で藤原和博氏の講演を聞きに行って来ました。

『人生の後半戦をいかに生きるか?』について、ユーモアも交えての大変興味深いお話でした。2時間ほどの講演でしたが、あっという間でした。藤原氏のエネルギッシュなトークにはついつい引きこまれてしまいました。

藤原氏の経歴を見ると、東大経済学部を卒業後、その当時まったく知られていなかったリクルートに入社します。同級生たちはそれなりの就職先へ進む中、ちょっと変わっています。その後、30歳代に営業本部長まで登りつめ、同社のフェローとなります。

それからの転身が素晴らしく、2003年には都内の義務教育では始めて、民間人として杉並区立和田中学校の校長先生を5年間務めます。当時統廃合寸前だった和田中をリクルートで培ったマネジメント力で蘇らせています。またその活躍を知った2008年当時の大阪府知事、橋下知事に乞われて学校改革を見事に成し遂げます。

藤原氏については以前、『建てどき』という家づくりについての本を読んでいます。実際、その本に触発されて現在の家を建てました。彼の様々な家に対する考えに共感し、そのアイデアを参考にして建てました。住み心地には大変満足しています。

ところで講演で話された、「20世紀の成長社会から21世紀の成熟社会へ」については妙に納得できました。以前のような「情報処理力を高めて正解を求める社会」から、「情報編集力を磨いてそれぞれ一人一人が納得できるような納得解を求める修正主義」へ移行したとの説明はそのとおりだと思いました。

固いアタマを柔らかくし、柔軟で創造的な思考をもって、これからは事にあたってゆくことが必要のようです。

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