先週の金曜日の夕方、夫婦で藤原和博氏の講演を聞きに行って来ました。
『人生の後半戦をいかに生きるか?』について、ユーモアも交えての大変興味深いお話でした。2時間ほどの講演でしたが、あっという間でした。藤原氏のエネルギッシュなトークにはついつい引きこまれてしまいました。
藤原氏の経歴を見ると、東大経済学部を卒業後、その当時まったく知られていなかったリクルートに入社します。同級生たちはそれなりの就職先へ進む中、ちょっと変わっています。その後、30歳代に営業本部長まで登りつめ、同社のフェローとなります。
それからの転身が素晴らしく、2003年には都内の義務教育では始めて、民間人として杉並区立和田中学校の校長先生を5年間務めます。当時統廃合寸前だった和田中をリクルートで培ったマネジメント力で蘇らせています。またその活躍を知った2008年当時の大阪府知事、橋下知事に乞われて学校改革を見事に成し遂げます。
藤原氏については以前、『建てどき』という家づくりについての本を読んでいます。実際、その本に触発されて現在の家を建てました。彼の様々な家に対する考えに共感し、そのアイデアを参考にして建てました。住み心地には大変満足しています。
ところで講演で話された、「20世紀の成長社会から21世紀の成熟社会へ」については妙に納得できました。以前のような「情報処理力を高めて正解を求める社会」から、「情報編集力を磨いてそれぞれ一人一人が納得できるような納得解を求める修正主義」へ移行したとの説明はそのとおりだと思いました。
固いアタマを柔らかくし、柔軟で創造的な思考をもって、これからは事にあたってゆくことが必要のようです。
固いアタマを柔らかくし、柔軟で創造的な思考をもって、これからは事にあたってゆくことが必要のようです。
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