2011年10月7日金曜日

Stay Hungry. Stay Foolish.

スティーブ・ジョブズが亡くなりました。

アップルを自宅のガレージで創業し、世界最大のIT企業にまで育て上げた、アメリカン・ドリームの典型ともいうべき人物です。70年代当時、コンピューターと言えば大型のIBM製の企業用でした。それをマウスによって誰でも簡単に操作できるパーソナル・コンピューター、「マッキントッシュ」を世に送り出したのです。まさに画期的でした。

その後、社内の紛争によって自ら創業した会社を追われます。若い頃から苦労して素晴らしく魅力的な会社に築き上げたアップルを去らなければならなかった彼の心情を思うと、どれほどの無念と苦しみがあったか察せられます。普通であったら、間違いなくそこで挫折し、二度と立ち直れないほどの人生を送るでしょう。

しかし彼の凄いところは、それからなのです。PIXERというコンピューター・アニメーションの会社を立ち上げ、世界で最初の全編コンピューター・グラフィックスによる映画、「TOY STORY」を世に出します。

そればかりではありません。その後アップルに復帰すると、クールな外観の「iMac」、そしてCDが売れなくなった原因をつくったともいわれる「iPod]、電話という概念を破壊した「iPhone」、自ら創造したパーソナル・コンピューターに取って代わる勢いの「iPad]と、矢継ぎ早に革新的な製品を開発し売り出します。

世界の人々の生活を変えたともいうべきこれらの業績をみると、彼のような偉大なビジョナリストは将来もう現れないのではないかと思われます。マイクロソフトを創業したビル・ゲイツさえ、かすんでしまうほどです。いまはただ彼の早すぎる死を惜しむばかりです。

スタンフォード大の卒業式での彼のスピーチは今や伝説となっています。もう一度聞いてみると、何とも胸に響きます。彼の死に対する考えが語られ、自分の好きなことに没頭し、亡くなる寸前まで夢を追いかけ命を燃やし続けた彼の姿が浮かびます。涙が出てきます。

心より冥福を祈ります。

http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

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