2011年12月2日金曜日

言葉による暴力


前回、沖縄の基地問題に関して書きましたが、その直後、沖縄防衛施設局の局長による暴言問題が発生しました。

マスコミとのオフレコによる酒の席での発言とはいえ、まさに女性に対する蔑視と、基地負担に長年苦しんでいる沖縄の人達の心情を逆撫でする侮辱的言葉です。更迭では済まされない許されざる言動と言えます。

いわゆるエリートという選良意識が優越感を生み、まったく人の心の痛みの分からない、自己中心的で自分以外の人間を蔑む「小役人」です。哀しいことです。酔って気のゆるんだ瞬間、日頃密かに抱いている差別心があのような発言をさせたともいえます。

この問題により、普天間基地の辺野古への移転がますます難しくなったようです。

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