極東最大のアメリカ空軍嘉手納基地を抱える宜野湾市の市長選に対し、居住している局職員やその親類縁者のリストを作成し、局長による「講和」を開いたというものです。つまり国の意向に沿うよう、傀儡(かいらい)の市長を誕生させようとした意図がうかがわれます。まるで戦前の満州国のようです。
今回のこの行為は、自らの職権を乱用した公職選挙法違反に接触する可能性があります。不適切な発言で更迭された前局長同様、厳重な処分が必要でしょうね。更迭もやむなしでしょう。いや、そうすべきであるし、早急な判断をしないと、事態は更に混乱しかねません。
繰り返されるこれらの問題は、どうも沖縄に対する差別感が根底にあり、殊に官僚たちの「上から目線的態度」にその原因がありそうです。そしてそこには明治政府における琉球処分から綿々と引き継がれた「お上」の「隷属させてきた」という密かな支配意識があるような気がします。
沖縄の人たちの怒りや悲しみを察すると、心が痛みます。
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