最近注目している人で(恋愛感情はない)、脳科学者の茂木健一郎氏がいます。
近頃テレビでよく見かける、あの「アハ体験」が脳にとっては良い効果があるといっている、髪の毛がモジャモジャの人です。
彼の経歴をみると、東大理学部と法学部を卒業しており、英ケンブリッジ大学(トリニティ・カレッジ)に留学もしています。
ケンブリッジには自分も留学していたので-実際はろくに勉強もせず、トリニティ・カレッジ正門の向かい側にあったワイン・バーで毎晩飲んだくれていた(苦笑)、いくぶん興味を持ちました。現在、彼はソニー・コンピューター・サイエンス研究所シニアリサーチャー。つまり、まぎれもない秀才です。
一体どんな頭脳を持っているのか、また、日々どんなことを考えているのかと思い、彼のブログを毎日興味深く読んでいます。それに以前から、脳については大変興味があったので・・・。
それにしても、脳科学の話になると、どうしても哲学的思考にならざるをえないようです。17世紀のフランスの哲学者デカルトがいったように、「我思う、ゆえに我あり」は、まさに脳と自我とが同一であることを云っているように思います。
自分自身が考えていることは、まさに脳の作用であり、感情は脳の複雑な化学反応によるものです。そして何とも不思議なのは、自分自身ともいうべき脳について、その詳しい仕組みをいまだに解明できていないということです。
脳という小宇宙の拡がりと、その可能性は計り知れないものがあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿