2010年8月12日木曜日

ウソのようなホントの話

これはアメリカ人の友人から聞いた話です。

以前、彼の奥さんは、アメリカのある地方都市にあった大銀行の支店で働いていたそうです。その銀行は世界中に支店があり、いまも総顧客数が何千万というメガバンクだそうです。

ある日、彼女にあるお客さんから、自分の口座にある金額を詳しく調べてみると、どうも1ドル足りない、という問い合わせがあったそうです。彼女も出入金を調べてみると、やはり1ドル足りません。おかしいと思って、銀行の本店に連絡をとると、ホストコンピューターの方も調べてみるという返答でしたので、お客さんには、わかり次第報告しますという連絡を入れたそうです。

数日後、本店のおエライさんから連絡があって、やはり手違いで1ドル不足していた、すぐに入金するということでした。そのあと、どういう訳か、この件は一切口外しないようにと念を押されたそうです。

あとで分かったのは、何かの理由で、この銀行のすべての口座から1ドル多めに差し引かれていたそうです。つまり、何千万ドルという額のお金が、知らないうちに銀行側で徴収されていたのです。驚くべきことに、この問題は、一切おおやけにはされなかったそうです。

だれも1ドルくらいは気にかけないのでしょうか? それにしてもスゴイ話ですね。

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