民主党が代表選で大いに揺れています。現総理大臣の菅直人と、党内実力者の小沢一郎の戦いの様相を呈してきています。国民や今の経済状況はそっちのけで、まったくコップの中の嵐といった感があります。
それにしても、有権者の熱い期待を受けて政権をとった民主党の脆弱さにはがっかりです。これでは何のための政権交代だったのか、また、一体この国を任せられる政党なのか、大きな疑問符がつきそうです。
菅総理のリーダーシップの無さも可哀想なくらいです。野党時代のあのエネルギーはどこへ消えてしまったのでしょうか。現内閣も、まるで大きな子供たちの仲良し組のようです。
円高が急速に進み、経済の舵取りはまったなしの状況の中、仲間内での抗争とは何とも情けない。民意を十分に理解しているであろう小沢氏が、どうして代表選に出るなどと話が出てくるのか、不思議でなりません。
NHK大河ドラマでいま人気の坂本龍馬のように、薩摩だ、長州だと狭い世界で物事を考えずに、もっと地球規模の広い視野をもった人が出てこないものでしょうか。
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