2011年9月11日日曜日

コミュニティーについて

今朝は町内一斉清掃でした。

9時から10時までの1時間、町内の中心を貫く緑地の草刈りや草むしり作業をしました。各班の近くにある公園や歩道沿いも作業範囲です。残暑厳しい中、汗だくになりながら、大量の雑草を取り除き、何個ものゴミ袋の山が出来ました。

参加者の顔ぶれを見ていると、やはり毎月作業に出てきている人と、まったく顔も出さない人がいるようです。回覧板で一斉清掃日の通知も出ているし、朝早くから下準備として草刈機で作業している音も聞こえているので、気づかなかったとは言えないでしょうが・・・。清掃が終了するのを、自宅でヒッソリと待っているのでしょうか。

以前自治会長を務めた経験があり、居住地域の環境維持の重要さは認識しているつもりです。したがって、せめて月一回の清掃にはできるだけ出るようにしています。自宅の周りだけでなく、コモンスペースとしての公園や歩道、緑地帯や生垣など、地域住民みんなで綺麗にするというのは大切な事です。

作業が終わって、すっきりと刈り込まれた芝地を見るのは清々しいものです。その後の近所の方とのコミュニケーションも楽しいものです。自分たちのコミュニティーは、自分たちで維持管理していくという心が必要ではないでしょうか。それは自然と、いま住んでいる街を愛する郷土愛につながり、また祖国愛へと発展していくように思います。

愛国心というと、すぐに右派的な捉え方をする傾向にあるようですが、今日のような身近な町内一斉清掃といった作業を通して、自分の国を愛する心が培われるような気がします。まずは妻を愛し、家族を愛し、住む街を愛し、郷土を愛し、祖国を愛す。久しぶりに草むしりをして少々腰が痛い中、つらつらとそんなことを考えています。

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