2011年8月2日火曜日

新たな「やらせ」問題

一体この国は、どうしてこのようになってしまったのでしょうか?

九州電力による「やらせメール」に始まり、父親が九電職員だったという佐賀県知事の原発運転再開への関与疑惑、そして今回の経済産業省原子力安全・保安院の元課長が、四国電力に対して国主催の原発シンポジウムへ社員を積極的に参加させるよう依頼した問題。原発を監視するべき機関が一緒になって「やらせ」をし、原発推進へ世論誘導をしていたことに、ただただ驚くとともに呆れ返ってしまいます。

すべては自分たち事業の保全と企業の利益だけを重視し、住民の健康や安全に対してはまったく無視しているようです。これこそ自分だけ儲かって損をしなければ全て良いといった、究極の拝金個人主義です。海江田万里経産相もこの報道には驚いているようですが、これから第三者機関を通して保安院の徹底的な調査をお願いしたいところです。

ところでこの保安院、そう言えばついこの間、女性問題でテレビから姿を消された人もいましたね。それに今回の「やらせ」問題、貴重な税金を食い物にして今までどのような仕事をしてきたのでしょうかねぇ。猛省を求めたいと思います。

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