2011年8月19日金曜日

ウソのようなホントの話

今日、あるアメリカ人から信じられないような話を聞きました。

最近起きた大阪でのバラバラ殺人事件について無駄話をしていたところ、以前彼もノコギリで死んだ牛をバラバラにしたことがあるとのことでした。彼の話によると、14歳の頃、アメリカ中西部の農場に住んでいて、伯父さんに死んだ牛の処分をするように言われ、仕方なくノコギリでバラバラにし、大きな穴を掘って埋めたそうです。

なぜそんなことをしたかというと、とても一人では死んだ牛を牛舎から運び出すことが出来ず、移動するトラックもなかったので、牛の身体を切り刻んで捨てたそうです。やってみると以外に簡単に切断することが出来たと言っていました。本当なら、凄い話ですね。

なぜそんなヒドイことを伯父さんは命じたかというと、その当時、14歳の彼には車の窃盗容疑がかけられており、警察の追跡から逃れるため、その伯父さんの家に潜伏していたらしいのですが、伯父さんからバツとして死んだ牛の解体を命令されたそうなのです。

その街にはたった一人しか警官はいなかったそうですが、ある日、街中を運転していたら突然停止するようサイレンを鳴らされ、執拗に追跡されたので、猛スピードで逃げ切ったそうです。そして伯父さんの家にやっとの思いで逃げ帰ったということです。

しかし、彼によると、車を盗んだ覚えはなく、伯父さんに「いつでも使っていいよ」と言われていたので運転したらしいのです。つまり、その車は、まさに盗難被害が出ていた車だったのです。その伯父さんは警官に見つかってしまったことに腹を立て、バツとして彼に牛の解体を命じたとのことです。

凄い伯父さんですね。それにしても、驚きです。

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