2011年8月18日木曜日

この紋所が目に入らぬか!

超がつくほどのマンネリTV番組といえば、「水戸黄門」ですが、その時代劇の定番ともいえる長寿番組も、やはり時代の流れには逆らえないようで、今年でついに幕をおろすそうです。残念ですが、仕方ないでしょうね。

小さい頃は、よく観ていたような記憶がありますが、最近はトンと観ていません。いかにも憎たらしそうな悪代官が登場して、助さん格さんが颯爽と太刀まわりをして、ひとまず悪人たちを懲らしめたかと思うと、最後にはお約束の葵の印籠を出して、白いあごひげの黄門様の登場です。最初から明らかに結末が分かっていても、ついつい観てしまっていたような気がします。究極のワンパターン番組です。

いま思うと、よくもまあ同じような話が毎週出来たものですね。まったく同じ顔の悪代官が、数えきれないほど「出演」していたのではないでしょうか。また、格さん助さんに斬られても斬られても、同じ顔の悪人どもが次から次に出てきていたようにも思います。それも同じようにカメラ目線の派手な死に方で、画面の外へ消えてゆきます。

そう言えば、「暴れん坊将軍」もしばらく観ないですね。番組では、松平健が、主人公の享保の改革をした徳川七代将軍吉宗を演じていました。吉宗といえば、さまざまな倹約令を出して困窮していた幕府財政を再建した人です。将軍みずから1汁3菜だけの食事をし、絹の代わりに木綿を着ていたそうです。

特に、大奥の経費を大幅に削ったそうですが、ある本によると、大奥の女たち50人をリストラし、意図的にすべて美人を選んだそうです。その理由がふるっています。「美人なら、職を失っても良縁に恵まれて、すぐにでも他家に嫁ぐことができるだろう」といったそうです。ホントかなぁ。

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