あなたは私の親戚かも・・・
先週金曜日から4日間ほど、妻の両親が久しぶりに下関から訪れていた。
ふたりの娘たち(つまり孫たち)の運動会を見学し、長年会っていない関東に居る親類を訪問するためらしい。義理の息子としては気を使うところだが、幸いなことに、両親とは仲が良く、滞在中は楽しかった。出来ればもう少し長く居てほしいところだったが、千葉にいる義兄(つまり実の息子)の所へも行かねばならないとのことで、残念ながら4日間だけとなった。
それにしても人の縁というものは不思議なものだ。以前まで何の接点もなかった男女が結婚すると、突然、親戚という繋がりが出来る。そしてその繋がりは2倍にも3倍にも拡がり、ある有名人がいつの間にか遠い親戚となる。ある本で読んだ覚えがあるが、聖徳太子の時代まで遡ると、現在の日本人はどこかで繋がっており、すべて「親戚」になるらしい。そのうち世界の人たちはすべて親戚になってしまうのだろうか。
人の縁というネットワークは限りなく拡がり、接点が出来るたびに次第に強くなるような気がする。まさに、「人類みな兄弟」。脳の中の1つ1つのシナプスが、ある化学反応によって一旦繋がると、無数の神経回路ができるように、また、インターネットという電脳空間で絶えずリンクされ膨張するネットワークのように、人間の繋がりは果てしなく、無限だ。
そう、いまのこの時点でも、人の縁というネットワークは拡がっている。
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