2010年6月27日日曜日

これからの相撲はどうなるんでしょうね

日本相撲協会が力士や親方の野球賭博問題で揺れています。

賭博への関与を認めた力士らのうち大関琴光喜関、大嶽親方(元関脇貴闘力)、時津風親方(元幕内時津海)の3人を懲戒処分とするほか、力士14人と武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)ら理事5人を含む親方12人を名古屋場所終了まで謹慎となりました。前代未聞の不祥事です。

賭博は違法ですので、当然と言えば当然な処置といえます。また、暴力団(よく最近は反社会勢力組織といわれていますが、いわゆる頭にヤのつく自由業の人たち)が関係しているようで、問題に奥深い深刻なものがあります。

日本の伝統文化ともいうべき相撲が、朝青龍問題以来、音をたてながら崩れています。

モノの本によると、相撲見物はかつて女人禁制だったようです。それが解除されたのは明治になってからのようですが、今でも土俵に女性は上がれないないようです。それもひとつの伝統なのでしょうか。

江戸時代の相撲見物は野外で、夏などはもちろんエアコンもなく、それはそれは暑い中、ムンムンと汗臭い男たちがひしめき合い、まるで蒸し風呂状態だったようです。途中、上から水を観客に向けて撒いていたというんですから、威勢がいい。そりゃ、血の気の多い男たちは興奮したでしょうね。女性の入りこめる余地はやはりなかったようです。

これからしばらくは、相撲人気の停滞が続くことでしょうね。以前のような若貴ブームが起こらない限り。

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