昨晩、ホタル狩りに行ってきました。
幸いにも、自宅から歩いて行ける所にホタルの里があります。そこには、小川のほとりに木製の短い遊歩道が設えられています。月明かりに照らされ、その上を歩いていくと、闇の中をゲンジボタルがボーッポーッと光ながら飛んでいました。あちらこちらで光ったり消えたり、なんとも幻想的でした。
しばらくボンヤリ見ていると、案内の人が別の観察ポイントへ連れていってくれました。2・3分ほど暗い山道を歩いて行くと、両側に数段の田んぼがあり、そのあぜ道沿いに、今度はヘイケボタルがいくつもの光を点していました。まるでイルミネーションのようでした。ふたりの娘たちも大喜びで、一匹ずつそっとすくうと、手の中でボーっと光っています。
昔からホタルは、はかなく短い命のたとえとして、また、悲恋の象徴として数々の歌に詠まれています。最近では、きれいな水辺を取り戻そうといった、環境問題の象徴となっているようです。
久しぶりに心の洗われるような時間を過ごすことができました。
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