2011年6月2日木曜日

放射能について

毎朝、新聞で地域の放射線量をチェックしている。わずかながらではあるが、少しずつ減ってきているようだ。その日の風向きや天候などによって、数値の変動はあるようだが、0.05~0.06マイクロシーベルト台を上下しながら、比較的落ち着いてきているような印象をうける。しかし、まだまだ完全に安全なレベルには達してはいない。一日も早い福島第一原子力発電所での放射能の封じ込めが待たれる。

放射性物質というのは目に見えないし、無臭であり、空気中に拡散するのが怖い。知らない間に体内へ取り込まれ、様々な健康被害を引き起こしかねない。またその影響は子孫にまで引き継がれるという。しきりに政府は、「いますぐ」健康に影響を及ぼすレベルではないと繰り返し説明しているが、いったい誰が将来にわたって保証してくれるのだろうか。やはり国家のエネルギー政策を根本から見直し、原子力に頼らない電力供給の道を探らなくてはいけないと思う。

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