2011年6月27日月曜日

誰がやっても同じ?

「辞めろ、辞めろ」コールの中、菅首相がしぶとく堪えています。初代貴乃花を彷彿とさせる土俵際の粘り腰です。身内の民主党議員や女房役とも言える幹事長からも愛想をつかされていますが、そんなことにはお構いなしに内閣改造をやろうとしています。沈みゆく泥舟から一生懸命に水をかき出しているような印象です。

政治家としての志を最後まで貫き、自分に課せられた震災対応という難題を、少しでも改善して身を引こうというつもりでしょうか。それとも、権力へ少しでも長くしがみつきたい一心なのでしょうか。死にかけたホタルが、ボーッと最期の光を発しているように思えます。

しかし、菅首相が辞めたあと、誰が引き継げるのでしょうか。辞めるのはいいけど、次に誰を首相にして今のこの状況に対応させるのでしょうか。民主党内の顔ぶれを見ても、適任者はいないように思えるのですが・・・。強力なリーダーシップを持った、英断を下せる人材がいるのでしょうか。

いっそのこと、アメリカのような大統領制にしたらどうでしょうか?

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