2011年6月9日木曜日

遠い日の再来

昨夜、突然タイムスリップし、浦島太郎になった気分を味わいました。なにげなくクローゼットの整理をしていると、イギリス留学中に知り合い帰国後も数年文通を続けていたスイス人女性の手紙が出てきたのです。つまり30数年ほど前の手紙です。

彼女は当時まだ高校生だったと思います。留学生仲間として、よく一緒に食事をしたりディスコに行ったりして、いわゆる青春を謳歌しました。あまりの懐かしさに、夜遅くまですべての手紙を読み返してしまいました。お金はないけど、時間と若いエネルギーは溢れるほどあったあの頃の思い出が、泉のごとく湧き出てきました。胸が熱くなりました。そのあと、もう30年以上という年月が経ってしまったのかと感慨深く、しばらくはじっと座って一点を見つめていました。

その時、ある考えが浮かびました。そうだ、もしかしてインターネットで検索すると彼女の消息がわかるかもしれないと思ったのです。さっそくGoogleに彼女の名前をタイプすると、なんと出てきました。彼女もFacebookアカウントをもっていたのです。プロフィール写真をみると、明らかに彼女です。30年も経っているのに、すぐにわかりました。ブロンドの髪に丸顔で、恥ずかしげに笑う表情は昔のままです。

さっそくメールを出してみましたが、さて、覚えているかなぁ~。さぞかし驚くでしょう。

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