2010年7月21日水曜日

朝鮮半島について

朝鮮半島情勢が緊迫化しています。


今年3月に起きた韓国海軍哨戒艦沈没事件以来、韓国と北朝鮮の関係は非常に緊張しているようです。アメリカのクリントン国務長官とゲーツ国防長官も、軍事境界線がある非武装地帯を視察しているようですし、釜山の港には横須賀を母港としている原子力空母ジョージ・ワシントンも入港しています。北朝鮮への圧力といえます。


それに加えて、北朝鮮の神経を逆撫でするように、大韓航空機爆破事件実行犯・金賢姫元工作員が、北朝鮮拉致被害者家族らとの面会のため現在来日しています。拉致に関する新たな事実も期待できない中、この来日も政治的圧力のひとつかもしれません。一部報道では、現菅政権の一種のパフォーマンスという見方をとっているようです。


忘れていけないのは、半世紀以上も前の朝鮮戦争がまだ事実上は終わっていないということです。いまでも休戦という状態であることです。うわさでは、金総主席は痴呆症を患っているようですし、権力の移譲も近いうちに行われるかもしれません。


それにしても、同じ民族が敵対関係にあるというのは悲しいことです。朝鮮半島の平和が早く訪れることを願います。

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