今日は横浜にある「こども宇宙科学館」へ娘たちを連れて行きました。
実際は、ふたりが館内で遊んでいる間、ひとり休憩室で読みさしの吉村昭の「日本医家伝」と、双葉文庫の「松本清張 映画化作品集」を読み終えました。久しぶりにゆっくりと読書ができたようです。
午後からは、1階のドームシアターで、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を観ました。原作のように列車が天の川を走り、さそり座が燃え尽きる話などが盛り込まれていました。素晴らしく美しいCGで作られていて、小説の世界に溶け込める映像でした。
ふたりの娘もその映像美には感動した様子でした。紙の本からの想像力と、映像から直接的に受けるビジュアルな世界は圧倒的な差があるようです。いまアップルのiPADが売れているそうですが、これからは活字とは別に、映像も付加した小説が出てくることでしょう。
しかし、一方的に与えられる映像が、限りない想像力を固定しないようにしなければならないでしょうね。
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