2010年7月28日水曜日

人の一生は、糾える縄の如し

今日の新聞に興味深い記事がのっていました。

過去10年間、アメリカで最高の報酬を得た最高経営責任者(CEO)は、業務用コンピューターソフト大手のオラクルを急成長させたラリー・エリソン氏で、日本円で実に約1600億円だそうです。

スゴイですね。ひとりの人間が1600億円も稼ぐなんて。数字にすると、160,000,000,000です。単純計算で1年間に160億円、月に約133億円です。まさに想像を絶する金額です。世界でも6番目にリッチなんだそうです。

しかし彼の生い立ちをみると、必ずしも幸せな生活ではなかったようです。19才の未婚のユダヤ人母のもとに生まれ、生後9ヶ月で伯母さん夫婦に養子として引き取られています。また、48才で初めて実の母に会うまで、名前も知らなかったようです。実の父親はいまでもわからないそうです。

人間の一生というのは、本当に不思議なものです。まさにアメリカン・ドリームを成し遂げたような彼ですが、過去3度も離婚をしており、ビジネスでは、まさに生き馬の目を抜く激しい競争を切り抜け、様々な訴訟にもあっています。

いったい何が幸せなのか、考えさせられます。

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